Back stage 〜 Our dear Eijun-san

生演奏で舞台をあたたかく、そしてしっかりと支えてくださった土田英順さん。
猫の台詞のように『えらい音楽の先生』ですが
稽古時間が異なる出演者のために、連日お昼過ぎから夜遅くまでおつきあいくださり
一緒に“セロ弾きのゴーシュ”を創ってくださいました。
ですから稽古中の写真もたくさんあります。
あちこちに、さりげなく写っていたりもします。
感謝を込めて、演奏会では見ることのできない素顔(?)をこっそり紹介。


いつも、この角度から見守ってくださいました 

 演出の高平さん、アドバイザー奥村さんと談笑中

叱られているゴーシュ? 
いいえ、チェロのボウイングなどを教えていただいているところでした。
こうして「そっくり」な演奏シーンになっていったのです。

チェロを弾く姿はおなじみですが  こんなに側で聴くチェロの音色…最高の贅沢でした。

ある日、開演前の袖で弾いている土田さんに「チェロに触っていいですか?」と言い出した人がいて、みんなで便乗。
指先にピリピリ電流が走っているような感触、深い音の響きは振動している。
「これは確かに按摩のかわりになるかもね」とゴーシュの床下にやって来る動物たちの感覚を
そこにいたみんなが、実感として納得しました。
(子ねずみのように、チェロの中に入りたいと言う人もあり…たしかに…?)

もしかすると…チェロを弾くことが、土田さんの健康のひけつでしょうか?




[ゴーシュ]の公演も、       
ぜひ実現してほしいと夢みています。 
そうしたらまた皆で力を合わせ、   
気持ちを合わせ、心のハーモニーで、 
すばらしい舞台を作る事にお手伝いを 
させていただきたいと、思っています。

             土田 英順
    〜公演後にいただいたメールより〜




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